「確かな主のことば」 N048
Ⅰ.国々よ、聞け。(1-4)
すべての国々の、すべての人々に対する主のことばである。「主がすべての国に向かって怒り、すべての軍勢に向かつて憤り、彼らを聖絶し、彼らを虐殺されるままにされるからださ」(2)この地上における人類の最終戦争の預言である。そのとき、「彼らの殺された者は投げやられ、その死体は悪臭を放ち、山々は、その血によって溶ける。天の万象は朽ち果て、天は巻き物のように巻かれる。その万象は、枯れ落ちる。」(3-4)最初の人アダムによっててもたらされた罪によって、この地はのろわれたものとなってしまった。神はその罪を精算し新しいものに再創造されるために、この世をさばかれる。すべての国々の、すべての民は、このメッセージを聞かなければならない。この神のさばきから逃れるために、主イエスを信じなければならない。「神は、私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく、主イエス・キリストにあって救いを得るようにお定めになったからです。」(Iテサロニケ5:9)
Ⅱ.エドムに下る神のさばき(5-15)
エドムとは、エサウを先祖に持つ子孫のことである。彼らはエドムに住むようになったので、エドム人と呼ばれるようになった。彼はもともと双子の兄弟ヤコブの兄であつた。しかし、一杯のスープのために自分の長子の権利を弟ヤコブに売っしまった。それゆえ、「神はヤコブを愛し、エサウを憎まれた。」エドム人は神の敵となってしまった。イスラエルに敵対するようになったのである。そんなエドムに対して神は復讐されるのである。神に敵対してはならない。神に敵対すれば、神にさばかれることになる。しかし、神が私たちの味方であるなら、だれも私たちに敵対することはできない。私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方は、御子といつしよにすべてのものを、私たちに恵んでくださる。だから大切なことは神に立ち返ること、神と和睦することである。エドムのように神にさばかれることがないように、このメッセージを聞かなければ上らない。
Ⅲ.確かな主のことば(16-17)
これまでイザヤが語ったことは必ず実現する。なぜなら、それは神のことばであるからだ。「これらのもののうちどれも失われていない。それぞれ自分の連れ合いを欠くものはいない。それは、主の国がこれを命じ、主の御霊がこれらを集めたからである。」(16)だから、主の書物を調べて読まなければならない。つまびらかにたずねなければならない。ペテロは、「あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種からであり、生ける、いつまでも変わることのない、神のことばによるのです。」(Iペテロ1:23)と言っている。このみことばが永遠のいのちをもたらす。この種がその人の心に蒔かれると芽が出て、美しい花を咲かせ、実を結ばせてくれる。だから、主の書物を調べて読み、つまびらかにたずねて読みたい。いのちの花はそこから咲くのである。
まとめ(自分に適用してみましょう!)
・あなたは、世の終わりについてどのように受け止めていましたか。この みことばは、あなたの生活をどのように変えますか?
・あなたは、神の民であるクリスチャンに言葉や行動で傷を与えていませんか?神の民であるクリスチャンの成功を心から喜び、祝福していますか?
・あなたは、どのように聖書を読んでいますか。あなたにとつて聖書を調べて読むとはどういうことですか?そのためにあなたにできることはどんなことですか?